育てるソファ・オイルレザーソファ
オイルレザーとは、なめすときにオイルを染み込ませた革のことです。しなやかで耐久性を高めたものです。「なめし」とは、タンニンなどの成分を使って、革が腐ったり、固まったりするのを防ぐ処理のことです。 オイルを染み込ませた革は、タンニン成分が参加して美しい色味や風合いが増していき、経年変化を楽しめます。 このオイルレザーソファはテレビドラマや雑誌などにも登場することや、とても風合いのある自然な素材感が人気であることより注目を集めいています。 当店でも常時数種類のオイルレザーソファを取り扱っていて、流行ということもありますが、近年安定した人気を誇っています。
ソファといえば革張り
ソファといえば、ファブリックと革張りが人気ですが、革張りは高級ソファとしてよく選ばれる素材です。その革張りの中で、最近人気なのがオイルレザーソファです。
普通の革との違い
一般的な革と異なる点は、革の表面に顔料をつけていないことです。その代わりに、なめした後にオイルをつけてあります。オイルをつけていることによる利点や注意点は以下の通りです。
オイルレザーのいいところ
革本来の手触りが残っています。
一般的な革は顔料を表面に塗っているために、表面が顔料で覆われています。一方、オイルレザーは革本来の状態に近いといえます。
色が自然
顔料を表面に塗っていないので、なめしたとはいえ、革の本来持つ色に近い状態です。使い込むと馴染む
オイルの作用により、しっとりした触り心地を楽しめます。オイルの作用により、ヌメ革よりも比較的汚れもつきにくいです。
オイルレザーの注意点
一般的な革と違い、水や汚れが染み込みやすいです。そのため、汚れが染みつかないように、汚れたらクリーニングを行う必要があります。
定期的にオイルを塗るなどの手入れも必要となります。オイルやクリーナーは市販されているものがありますのでそちらをご利用ください。
こんなひとにおすすめ
革も木材と同じで、自然素材です。そのため、この世に一つしかありません。ひとつひとつ違う個性を楽しみたいという方にオススメです。メンテナンスしながら長く使えますので、長期間使うことで味わいが増していきます。それも革本来の個性とともに大切にできる人にはとても良い素材です。
このように、自然素材にこだわる人や、経年変化を楽しみたいという方にはおすすめです。 逆に汚れを気にされる方にはおすすめできません。
当店のオイルレザーソファスタイル集
以上がオイルレザーに関しての情報でしたが、当店のコーディネート集をご紹介します。
当店のオイルレザーソファの商品
こちらは当店が取り扱い、お店で見て、触れていただけるものを集めたものです。
店長 前田
ベッド・仏壇・アウトレット館の店長。工場出身で、家具の作りや素材についての知識をもとにして、きちんと説明をしています。