YAKUSUGI
屋久杉
世界遺産 屋久島
自然環境が生み出した稀有な屋久杉
府中家具の館では約200点から
ゆったりお選びいただけます
屋久杉を生み出したのは屋久島ならではの環境
屋久杉は屋久島という自然環境が生み出した希有な木材です。
屋久杉の生育する環境についてお話したいと思います。
まず年間4000〜10000mm(本州では1000〜3000mm)という多雨な環境、そして花崗岩で栄養分が少ない土壌という環境で育っています。
それにより、杉の生長が他の地域に比べて遅くなり、年輪の幅が細かくなり材は一般的な杉に比べて堅くなります。
湿度が年間を通して高いために、屋久杉の樹脂は木の中にたまり易いという特性(一般的な杉の6倍程度)を持つことが出来ます。
この樹脂というのは、屋久杉独特の香りを生み出すのはもちろん、抗菌・防虫・防腐効果があります。樹木の中に樹脂が多くとどまっているのが屋久杉の大きな特徴で、これにより屋久杉は長寿となっています。
大木で木目が美しいため、神社仏閣など重要建築に使用されていましたが、1954年に天然記念物、1993年に屋久島が世界遺産に指定され、屋久杉の伐採が禁じられました。
家具メーカーとして50年以上の歴史を持つ府中家具の館は、長い年月をかけて希少性の高い屋久杉材を多く集めて大切に保管してきました。
府中家具の館は、屋久杉家具の価値を皆様にお伝えすることを使命と思っております。
店舗での展示
茶箪笥、ちゃぶ台、衝立て、仏壇など屋久杉製品を300種以上保有しています。
展示場はさながら博物館のような状況です。
屋久杉家具の部屋で香りに浸ってゆっくりしていただければ幸いです。