寝心地研究所(畳とベッドのいいところどり、畳ベッド)
日本人が古くより慣れ親しんできた畳。その畳をベッドに組み込んだものを畳ベッドと言います。
そこまで多くはラインナップされていませんが、好みの方には根強い人気で当店でもぜひオススメしたい商品です。 今回の寝心地研究所は、その畳ベッドの良い所、気になる所をご説明いたします。
畳ベッドとは
見たところ、通常のベッドのようですが、通常はすのこや板になっているものが、畳状になっているもののことです。
畳の上に布団を敷くような感覚でご利用いただけるもので、柔らかい寝心地が中心になっている通常のベッドよりも硬いものが好きな方に適しています。
そのため、柔らかく、ふわふわした寝心地を求められる方にはおすすめいたしません。
畳ベッドのいいところ
(1)ベッドのように設置でき、布団のような硬さがある
ベッドのように常時設置ができます。そして、畳がないお部屋にも畳の上で寝るような気持ちになられます。
(2)立ち上がるのがベッドよりも楽
これが最大の特徴ですが、寝床から動き始める時に足を床につけてベッドに腰掛けることができます。
そのため足腰に自信がない方にもおすすめできます。
(3)布団を上げるのが簡単
和室の畳のお部屋ですと、布団を敷きっぱなしというのは良くないですが、そもそも畳ベッドはベッドなので、床から距離があり敷いた状態でも構いません。
(4)和の雰囲気がある
和のテイストの空間に合うデザインのものが多いです。布団を取り外すと畳が見えるので、さらに雰囲気に合致します。
(5)畳のお部屋がなくても畳の上で寝られる
以上のように、ベッドと布団の良さを持ち合わせているのが特徴です。特に布団がいいけど、布団だと寝起きが難しいという方におすすめです。
畳ベッドの気になるところ
(1)通常のベッドよりも硬い
通常のベッドではありませんので、畳と同じように硬さがあります。これは仕方ないことです。
(2)布団よりもスペースをより広く使う
これもベッドであるがゆえの問題点ですが、この点について気になる方にはおすすめできません。
こんな方におすすめ!
(1)畳の上で寝るのが好きだが、もっと寝起きを楽にしたい
(2)和の空間に合うベッドを探している
以上のように畳にこだわり、和の空間が気に入っている。そのような方にぜひおすすめしたいのが畳ベッドです。
当店で取り扱いのある畳ベッド
ウォールナットの畳ベッドフレーム
人気のウォールナットのウッドフレームで、畳は和紙をより合わせたカビがつきにくく耐久性もあり和紙畳です。
ヒノキすのこ畳ベッドフレーム
ヒノキすのこが畳の下に敷いてある、より湿気がこもりにくい作りのベッドです。畳はスタイロ畳です。
スタイロ畳は軽く断熱性能が高く、耐久性が高いのが特徴です。
当店は広島県福山市はもちろんのこと、広島県・岡山県エリアでも最大級のベッドの品揃えを誇ります。
畳ベッドも展示しておりますので、ぜひ体感しにお越しください。
中島剛志
ベッド担当をして早12年。
お客様にかっこよくて使いやすい家具を提案したいと思って仕事をしています。
得意分野は飲食店で、飲食店向けの家具提案を過去数多く手がけてきました。