屋久杉家具の展示コーナーのご紹介

先日は屋久杉家具のコーナーで写真を撮っていました。

屋久杉光明

 コーナーは屋久杉独特の香りに包まれていて、とてもくつろいでしまいました。  

リラックスできる屋久杉独特な香りについて調べていたら、屋久島という特異な自然環境やそれが生み出す屋久杉の特徴もわかってきました。 少し特徴やおもしろさをお伝えしたいと思います。 まず、植物としての屋久杉について。 屋久島という特異な自然環境が作り出した植物です。 年間4000〜10000mm(本州では1000〜3000mm)という多雨、そして花崗岩で栄養分が少ない土壌という環境で育っています。

それにより、杉の生長が他の地域に比べて遅くなります。それにより年輪の幅が細かくなり材は一般的な杉に比べて堅くなります。

湿度が年間を通して高いために、屋久杉の樹脂は木の中にたまり易いという特性(一般的な杉の6倍程度)を持つことが出来るようです。 この樹脂というのは、屋久杉独特の香りを生み出すのはもちろん、抗菌・防虫・防腐効果があります。 樹木の中に樹脂が多くとどまっているのが屋久杉の大きな特徴で、これにより屋久杉は長寿となっています。

とても特別で面白い木材であることがわかりますね。

屋久杉の濃密な樹脂の生み出す香りをかいでいると、 屋久島の森の中の香りもこんな感じなのかも と思ってみました。 その香りのする当店取り扱いの家具や置物をご紹介します。

もしよければ、当店ウェブサイトの屋久杉コーナーのページもご覧ください。